よくハムスターと間違えられる【モルモット】は英語で通じる?通じない和製英語?
「モルモット」は英語で【通じない】
「え、モルモットって英語で通じないの?」とビックリしちゃいますが「モルモット」は英語では通じない和製英語なんです。
小さな見た目が可愛いモルモットの正しい英語は【guinea pig】と言います。
[guinea pig]という英語の名前が、なぜ日本でモルモットと呼ばれるようになったかという由来についてですが、1843年長崎にモルモットが伝来したとき、オランダ語の「マルモット(マーモット)」 (Marmot) が訛ってモルモットとなったという説が一般的なようです。
また、日本語で「モルモット」と言うと「実験材料・実験台」なんて意味の比喩としても使われますが、英語のモルモットも同じで [I don’t like to be his guinea pig.]「彼の実験台にはなりたくないです。」なんて使い方もされます。
このような比喩の使われ方は、昔モルモットが実験動物としてよく使われたイメージが残っているからだそうですが、現代では飼育も簡単でサイズも小さいマウスやラットを実験動物として使う事の方が圧倒的に多くなっているようです。
また、よく間違えられやすいハムスターとモルモットの違いですが、モルモットの方が大きく、尻尾が無いなどの以下の表のような違いがありますよ。
モルモット | ハムスター※ | |
体重 | 500g~1.5kg | 30~250g |
体長 | 20~40cm | 7~20cm |
しっぽ | 無し | 有り |
食べ物 | 草食 | 雑食 |
出産 | 1~4匹 | 3~15匹 |
※ハムスターはジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターなど種類により大きな違いがある。
最後に【英語で衝動買いの表現に使われるのはブタ?ネコ?ニワトリ?】をチェック!