料理をする時の必需品で、フライパンなどにこびりつかない加工がされている【テフロン】は英語で通じる?通じない和製英語?
「テフロン」は英語で【通じない】
「テフロン」は英語で[nonstick]と言い、テフロン加工のフライパンは[nonstick frying pan]と言います。
そもそも「テフロン:Teflon」とはアメリカのデュポン社のフッ素樹脂のブランドで、元々は原子爆弾製造の為のウラン濃縮プラントにあるパイプなどをコーティングする為に使われていたんだとか。
1960年頃からは調理中の焦げ付きやこびりつきなどを防ぐ目的でフライパンにテフロンをコーティングし、『The Happy Pan:幸せのフライパン』という商品名でいわゆる「テフロン加工のフライパン」が一般消費者にも広まった、歴史ある加工技術。
当時のハッピーパンの広告には[Nothing sticks to “Happy Pan” – A cast iron skillet sealed with DuPont TEFLON®:ハッピーパンにくっ付くものは何もない~デュポン社のテフロン®コーティングされたフライパン~]なんて書かれていたそうです。
現在ではフッ素樹脂加工技術が進歩しており、高密度多層構造などの効果をもったブランドなども増えてきていますが、日本ではそれらフッ素樹脂加工の商品をまとめて「テフロン」と言ってしまっているという事ですね。
最後にセロテープやバンドエイドなど、これって元々【商品名?一般名詞?の英語クイズ】に挑戦!
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