今回は、世界のカトリック教会に多大なる影響を与え、ノーベル平和賞など数々の賞を受賞したマザー・テレサ格言をご紹介。
“If you judge people, you have no time to love them.” -Mother Teresa
人を裁いてばかりで、いつ人を愛するのですか。
マザー・テレサ(1910-1997)
【本日の格言解説】
(直訳)人を裁いていては、人を愛する時間を失くしてしまう。
貧しい人々のために働き続けた、教会の修道女マザー・テレサ。
上流階級の子供たちに地理を教えていましたが、ある日列車の中で神の声を聞いたそう。
その『最も貧しい人々の中で働きなさい』という訓示のとおり、彼女は残りの人生を貧しい人々のために捧げました。
Bitly
お金が集まるなら、貧しい人々にパンをあげられると、積極的に宣伝活動も行います。
このせいで批判されることはあれど、彼女はその姿勢を崩しませんでした。
さまざまな賞はすべて「貧しい人々に代わって」受賞したといいます。
そして、ある授賞式のインタビューで「世界平和のために必要なことは?」と聞かれたマザー・テレサは「家に帰り、家族を大切に」と答えたそう。
彼女が口をすっぱくして言っていたことは「大きなことをしなくてもいい、小さくても愛をこめて、まず身近な人を大切にするように」でした。
身近だからこそ、大切に思う気持ちを伝えることを、ないがしろにしがち。
身近だからこそ伝えるべきなんですね。