気が付くと耳の中にたまっていて、気になる人は毎日綿棒や耳かきで掃除する人もいる耳の中のゴミ【耳垢(耳あか)】は英語で何て言う?
「耳垢」は英語で【ear wax】
日本語では、「耳カス・耳くそ」なんて言う人もいる耳にたまるゴミ「耳垢(耳あか)」ですが、英語では「耳のワックス」と表現するんですね。
この「ワックス」という表現にちょっと違和感を感じる方も多いかもしれませんが、実は耳垢にはカサカサ乾燥した乾型と呼ばれるタイプと、しっとりネバネバした湿型という2つのタイプがあるのはご存知ですか?
日本や中国・韓国などの東アジアの一部地域では圧倒的にカサカサ乾燥したタイプの耳垢の人が多いのですが、世界的には珍しく、ヨーロッパ・アフリカ・南米などではほとんどの人がしっとりタイプの湿型の耳垢なんです。
この事から、英語ではしっとりねっとりした質感を連想させる「ワックス」という単語を使って[ear wax]というんですね。
逆に日本語ではカサカサポロポロとした乾燥しているニュアンスを「耳あか」や「耳カス」なんていう言葉で表現していると考えると、言語の面白さを感じる人も多いのではないでしょうか?
ところで、耳垢(耳あか)は耳を守る為にあるので、あまり頻繁に掃除はしない方がいいと言われており、特に奥の方にある耳あかは自然と外側に出てくる仕組みになっているので無理やり耳かきや綿棒などを奥まで突っ込まないようにしましょう。
合わせて、カサカサした耳垢を取るのに適した道具【耳かき(棒)は英語で何て言う?】をチェック!