作業をする際に、機械などで手を傷つけないように守る為だけでなく、ガーデニングや農作業などで手を汚れから守る為にも使われる【軍手】は英語で何て言う?
「軍手」は英語で【work gloves】
日本語では作業用の手袋を「軍手」と言うのが一般的ですが、軍手の由来は、元々「軍隊用の手袋」として使われていた事から「軍手」という名前が使われているんです。
ただし、英語では「軍用・軍隊・軍人」などという言葉は使わずに、単に「軍手=作業用の手袋」というニュアンスで[work gloves]と表現するんですね。
日本語で「軍手」というと、あの特徴的な白い糸で編まれて、手首の部分に黄色いゴムが入っている物を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、実は、英語で[work gloves]と言うと、ゴム素材などで作られたいわゆる「コーティング手袋」がイメージされます。
アメリカのamazon.comで[work gloves]と検索すると下の図のようにゴム素材の手袋ががたくさん出て来るように、海外の方の作業手袋(軍手)のイメージは白い物ではないんですね。
いわゆる日本の「軍手」のニュアンスを感じてもらいたい場合は、ちょっとマニアックですが[string knit gloves]と表現してみましょう。
こちらの[string knit gloves]も、amazon.comで検索してみると、いわゆる白い糸で編まれた軍手が検索結果に出てきますよ。
ちなみに、軍手の滑り止めとしてついているブツブツ(イボ)の事を英語では[dots]と表現し、[string knit gloves with dots]や[dotted string knit gloves]と言えば、いわゆる「滑り止め付き軍手」の英語になります。
庭仕事に使う軍手の場合は、英語で[gardening gloves]などと言ったりもしますが、こちらもいわゆる日本の軍手ではなく、ゴム素材の作業手袋がイメージされる事が多いですよ。
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