今回は、哲学者、ジョン・スチュアート・ミルの格言をご紹介

“The worth of the state, in the long run, is the worth of the individuals composing it.” –John Stuart Mill
国家の価値は結局、それを構成する個人個人のそれである。
ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)
【本日の格言解説】
in the long run: 長期的には、結局は
今回ご紹介するこのジョン・スチュアート・ミルは、ロンドンに生まれて、小さい頃からの父親の熱心な英才教育によって、3歳で英語の他にギリシャ語のアルファベットや単語も覚えてしまい、8歳になるまでには多くの書物を読み、プラトンまでも理解したとか!
彼の場合、ただただ記憶力に頼って知識を詰め込むのではなく、自分自身で考え自分の言葉で語る為に、ことあるごとに父親に「それはどういう意味か?なぜそう思うのか?」などとつっこまれて、自分で考える力を育てられたそう。
彼は53歳の時(1859)に、「自由論」という、自由とは何かというテーマについて論じた、今では自由主義を語る上では欠かせない著書を発表し、世界に大きな影響を与えました。また、女性解放運動の原点ともされる「女性の解放」という本も著しています。
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さて、このように脳みそが柔らかく、物事を先入観なくしてみることが出来たミルの名言、いかがでしょうか?
国というのは、国民によって成り立つもの、その1人1人の価値によってその国の価値も変わるということなんですね。
私たち1人1人も、日本の価値を上げる為に頑張っていきたいものです。