中国の砂漠地帯の砂が、偏西風に乗って日本海を超えて日本にも飛んでくる【黄砂】は英語で何て言う?
「黄砂」は英語で【yellow sand】
中国の内陸部にある砂漠や高原などから、風によって巻き上げられた砂が偏西風に乗って日本海を超えて飛んでくる「黄砂」は英語で[yellow sand]と表現します。
「黄:yellow」に「砂:sand」なんてそのまま直訳ですが、他にも黄砂の英語として「砂埃・ちり」などを意味する[dust]を使って[Asian dust]や[yellow dust]と表現する方法もありますよ。
例文として、「中国の砂漠から飛来した黄砂が日本に到達した。」は英語で[Yellow sand from China’s desert has reached Japan.]などと表現できますよ。
また、黄砂が「飛来する・飛んでくる」は英語で[fly]を使えるので、「明日は中国から黄砂が飛んでくる。」は英語で[Yellow dust will fly in from China tomorrow.]などと言えるので覚えておきましょう。
一方で、あまり日本や中国の位置関係や自然現象に詳しくない人に「黄砂:yellow sand」と英語で言ってもわからないので説明が必要でしょう。
例えば、「黄砂とは中国などの砂漠で起こる砂嵐によって引き起こされる気象現象です。砂埃は風によって運ばれ、日本や韓国などの近隣諸国の大気に影響を与えます。」という黄砂の説明は英語で[Yellow dust is a weather phenomenon caused by dust storms in the deserts of China and others. The dust clouds are carried by winds, affecting air quality in nearby countries such as Japan and Korea.]なんて言える訳ですね。
ちなみに、黄砂を日本に運んでくる西から東に向けて流れる風で、1年中ほぼ同じ方向に吹く恒常風である「偏西風」は英語で[westerlies]や[prevailing westerlies]などと表現します。
また、黄砂が原因となる「埃っぽい:dusty」や、悪くなる「視界:visibility」などの単語も関連語として覚えておきましょう。
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