<喋れるから海外の病院でも大丈夫!→うぬぼれていた私の末路>漫画で学ぶ!知っとこ海外トラブル 4コマ漫画[#29]

今回も海外の病院トラブルを紹介します。
見知らぬ国で治療を受けるなんて、ちょっと緊張しますよね。
言葉が通じないのならなおさら…
「自分はその国の言語が話せるから大丈夫!」という人も多いでしょうが、今回はそんな人にも読んでほしいエピソードです。




●事例
今回のエピソードは筆者自身の体験談です。
私がタイに滞在していたとき、親知らずが突如痛み出して病院に向かいました。
田舎の病院だったのでそもそも通訳も不在だったのですが、私は当時タイ語を日常会話レベルで話せたので大丈夫だろうとタカをくくっていました。
ところが治療が始まると、医者の言っていることはほぼ理解できません。
結局、うまく意思疎通が取れなかったために麻酔を2本も打たれるハメに。。。
おかげで抜歯は痛くなかったものの、その後丸一日アゴがかたまってしまって、食事が満足にとれませんでした。
●教訓
外国語がある程度話せる人でも、病院では出来るだけ通訳をつけることをおすすめします。
なぜなら病院の治療や症状の説明ではかなり高度なレベルの外国語が求められるからです。
冷静に考えると、医療用語なんて外国語のレベルがよほど高くないと分からないですよね。
「麻酔・レントゲン」などの医療用語は、日常会話レベルの話者では知り得ないでしょう。
何より意思疎通で誤解が生じてしまうと医療現場では重大な事態を引き起こしかねません。
ここは自分の語学力を慢心せず、通訳を依頼しましょう。
しかし通訳がいない田舎の病院や小さな病院では自力で乗り切るしかありません。
もしもの事態に備えて、電子辞書や医療用語の用語集を持ち歩いておくのもオススメです。
また、海外保険に入っている場合、通訳を依頼する場合は先に保険会社に相談するのが良いでしょう。
そうしないと通訳料が保険でカバーされない可能性があります。
以上、今回は私の残念エピソードを紹介しました。
長期で海外に行くなら親知らずは渡航前に全て抜いておくことをおすすめします。抜く必要がない人もいるので、かかりつけの歯医者さんに相談してくださいね。
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