<タイの公園に渡れない橋→その理由がお国柄過ぎる>タイの日常お届けします[#7]
タイの人は自撮り写真が大好きです。
おしゃれなカフェへ行くと、大抵自分が一緒に写って映える写真が撮れる「映えスポット」があります。
有名な景勝地では、自分もきれいに写った写真を撮るための大撮影会になっており、「風景あまり関係なくない…!?」と思うこともしばしば。
そんなタイで、最近新しくできた森林公園に行ってみたときのことです。
スカイウォークと呼ばれる歩道橋が園内に張り巡らされており、遠目から見ると木々とマッチしていてとても美しい景観でした。
しかし近づいてみると、歩道橋は美しい景観をバックにお互いの写真を撮る人たちでいっぱい…!
橋の両側にそれぞれ写真を撮られる人、撮る人がいるので、スムーズに前に進み続けることが難しく「これは橋の上をのんびり散歩はできなさそう…」と悟りました。
少し進んでは、人が写真を撮り終わるのを、またはひと段落するのを待つ、の繰り返しで散歩しにきたのか、他人の写真撮影を待つ為に歩いているのかよく分からない事態に…。
タイの人は写真を撮られ慣れているので、ポーズや表情をキメるのがとっても上手。
自分がきれいに、またはかっこよく見える角度を熟知しており、自分の写真をスマホの待ち受けにしている人も珍しくありません。
はたから写真を撮られる人たちを眺めていると、その自然さはまるで芸能人やモデルさんのよう。
そしてそれは若い人だけかというと、そんなことはなく、おじさんおばさんもごく自然にポーズを決めて、写真を撮っています。
日本では自撮りをするのはナルシスト、または若い人だけがするもの、という認識の人も多いかもしれませんが、タイでは皆がやっているので、そんな風潮は全くありません。
タイの人を見ていると、自己肯定感が高い人が多いなとよく感じるのですが、自撮り写真はその一因の気も。
自己肯定感を高めたい方は、自撮り写真を極めてみてはいかがでしょうか…!?
次回は、とても上品な駐在妻さんが言ってしまったタイの真実についてご紹介します!
今回の記事で気になる写真ですが、何かの記念に撮影する【記念写真は英語で何て言う?】も記事でチェック!