
<インドで長距離タクシーに乗車→このドライバー絶対許さん…!>世界を旅する私の話(12)
今回は引き続き、世界一周中にインドで経験した出来事です。
ネパールで知り合った日本人男性とオーストラリア人の兄弟2人とバスでインドに移動中の時のこと。
ネパールからの移動が思ったよりもかかってしまい、インドの駅に着いた時にはすでに夜になっていました。
私たちはそこからタージマハルのある町まで行きたかったのですが、電車がもうすでにないと言われたので4人でタクシーに乗る事に。
そこの駅からタージマハルのある街までは車で約5時間!
運転手さんは一度もそんなに遠くに行ったことがないのか、しょっちゅう他の人に道を聞いていて、初めから不安だらけの移動だったのですが、すでに夜。
朝から長距離移動を続けた私はいつの間にか眠ってしまっていました。
その時です・・・
「ドーーーン!!!!」という音と揺れで急に目が覚めた私。
「何?何?」と場所も分からず慌てていると、助手席に座っていたオーストラリア人の弟が「事故だ!」と叫んでいます。
彼に話を聞くと、どうやら運転手が居眠り運転していたようで、車もフラフラしていたんだとか…!
とりあえず無事に外に出られたのですが、運転手も眠っていたからか速度を出しておらず、車がガードレールに激突しただけで誰も大きなケガをしていませんでした。

運転手に怒るオーストラリア人兄弟ですが、そこはさすがインド人「ごめんごめん、もう大丈夫だよ~」とヘラヘラ笑っています。笑
中途半端な場所でタクシーを降りるわけにはいかない私たちは、このヘラヘラ運転手に引き続き目的地まで連れて行ってもらうしか選択肢がありません。
しかし、また交通事故を起こされてはたまらないので、それからは常に私たちの誰かが運転手に楽しく話しかけ、飲み物もおごってあげるというどちらがお客さんなのかよく分からない状況に。
なんとか無事に到着することができましたが、着くまでは生きた心地がしなかったです。汗
今では笑い話ですが、インドでタクシーに乗る際はなるべく昼間にしようと決意した出来事でした。
次回は、インドで旅人がバッタバッタと倒れていく怪現象の理由をご紹介します。
今回の記事でも気になる、車の運転席の横にある【助手席は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!