＜女子大生のバイトが想像の斜め上だった→アメリカ人ギャルが窮地に…？＞これがアメリカの女子大生[#23]
日本で大学生のバイトと言えば、コンビニ・カフェ・家庭教師など色々ありますが、アメリカの大学生たちのお金の稼ぎ方も色々あってとても個性的でした。
ファストフード・ファミレスなど王道のものもあるのですが、何かを作って売る、体を張って稼ぐ、などなど自分達で考えた方法でちょっとしたお小遣い稼ぎをする人も。
18話で紹介したソロリティ仲間たちと、パーティ開催前や旅行前になると、お決まりのようにやっていたのが「5ドル洗車」。
洗車と言っても、知り合いがバイトしているコンビニやレストランの駐車場に「Car wash $5 only!」と 看板を立てて、家から持ってきた食器用洗剤（！）を水で薄めてスポンジで泡立てて5人くらいでテキトーに洗ってテキトーに拭いて水をかけるだけ。
女子大生たちがキャピキャピやって、5ドルの割には綺麗になるので、クレームもなく、毎日20台以上はさばいてました。
もうひとつよくやっていたのが、スーパーなどで着ぐるみをきて子供とインスタントカメラで写真を撮り、お手製の画用紙で作ったフレームに入れてこれまた5ドルで売る方法。
イースターバニーは特に人気で、スーパーから正式な依頼が来るほどでしたが、この着ぐるみが1時間かぶっているともう汗だくになるくらい暑いんです…。
体力に自信のあるミシェルがバニー役を買って出てくれたのですが、ミシェルはかなりのヘビースモーカー…。
ニコチンが切れるたびに、タバコジェスチャーの合図を出し、一服タイムに入りますが、子供たちが列をなして並んでいる時でも、何度もバックヤードへ行き一服して戻る…を繰り返していました。
そんな一服タイムのミシェルが、着ぐるみを半分脱いで汗だくでタバコを吸っているところに、しびれを切らしたキッズが覗きに来てしまったのです・・！
「ママ〜！！！バニーがタバコ吸ってる〜！！！」と半泣きで大騒ぎするキッズ！
機転をきかせたリーダーのメアリが「バニーちゃん、今禁煙を頑張ってるから、内緒にしてあげてね♡」と口止め料のチュッパチャップスを渡してことなきを得ましたが、被り物系はヘビースモーカーには向かないようです。
そんなミシェルは「あの子の夢を壊しちゃったかな…」と反省し、それを機にニコチンパッチで禁煙に成功！
気を紛らわすためにはじめたスイーツ作りにハマり、次の年からは、バニーの写真をミシェルのクッキー付きで6ドルに値上げしましたが、さらに好評を博しました！
今でも禁煙は続いているようで、タバコ1箱1000円ほどする今、「あの時やめてよかった」とこぼしていますよ。
さて、次回はアメリカの心霊スポットについてご紹介します…！
今回の記事で気になるバニーと写真を撮るバイトですが、【記念写真は英語で何て言う？】も記事でチェックしよう！
