信用取引などの追加保証金【追証】は英語で何て言う?
「追証」は英語で【margin call】
株式の信用取引などで、証拠金が必要額を下回った場合に追加で証拠金を差し入れることを求める仕組み「追証」は英語で[margin call]と表現します。
ここで使われている[margin]と言えば、日本語でもマージンという単語が使われるように「余白・余地」などの意味を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、それ以外にも信用取引の「委託証拠金」という意味もあるんです。
また、[call]も「呼ぶ・電話する」という意味がまず思い浮かびますが、他にも「督促・(返済)要求」という意味がある単語なので、英語では「委託証拠金の催促」というニュアンスで追証(追加証拠金)を表現する訳ですね。
例文として、「株価の急落で、多くの投資家が追証を求められた。」は英語で[Due to the sharp drop in stock prices, many investors received margin calls.]などと言えばオッケーです。
この例文のように「追証を求められる・追証が発生する」は英語で[recieve a margin call]などと表現するので覚えておきましょう。
また、発生してしまった「追証を払う」は英語で[meet a margin call]などと表現します。
例えば、「彼は追証が払えなかったため、ポジションは強制決済された。」は英語で[He couldn’t meet margin calls, so his positions were liquidated.]なんて言えるわけですね。
ちなみに、追証に関係する「証拠金(委託証拠金)」は英語で[margin]、「証拠金率」は[margin requirement]などと表現します。
例えば、「証券会社は、証拠金率を引き上げを決定した。」は英語で[The securities firm decided to raise the margin requirement.]なんて言えるので覚えておきましょう。
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