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ミャンマー出身の友人を激怒させてしまった→私のうかつ過ぎる発言とは…【中国クセつよ留学生活(20)】

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ミャンマー出身の友人を激怒させてしまった→私のうかつ過ぎる発言とは…
ミャンマー出身の友人を激怒させてしまった→私のうかつ過ぎる発言とは…【中国クセつよ留学生活vol.20】

<ミャンマー出身の友人を激怒させてしまった→私のうかつ過ぎる発言とは…>中国のはしっこでクセつよ留学生活4コマ漫画[#20]

留学生活における「ルームメイト」とは普段の生活で一緒に過ごす時間が一番長くなる人です。
私の中国留学では、良きルームメイト2人(+居座っている1人)に恵まれて、とても楽しい寮生活を過ごせました。

そんなルームメイトの彼女たちは、3人ともミャンマーから来たジンポー族という少数民族です。

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その中でも特にヌラという19歳の少女と親しくなりました。

ヌラは快活な性格でムードメーカー、そして茶目っ気のあるかわいい女の子です。

illustration by angtian

そんな陽気な彼女ですが、唯一怒らせてしまうワードがあります。

それは彼女たちを「ミャンマー人」と呼んでしまうこと。

illustration by angtian

私が「こういう場合日本人は〇〇するけど、ミャンマー人はどうなの?」といった具合に話すと決まって、「私たちはミャンマー人ではない!!」と激昂します。

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当時、私にとっては「ミャンマー人=国籍がミャンマーの人全て:と思っていたのですが、彼女たちにとっては「ミャンマー人=ビルマ族」のことであり、自分たちはミャンマー人ではないと言うんですね。(※ミャンマーの民族構成はビルマ族が7割、134ある少数民族が3割)

illustration by angtian

しかもジンポー族であるヌラはビルマ族に対してあまり良い感情を抱いていないようで、「ミャンマー人」としてビルマ族とひとくくりにされることを嫌がるんです。

illustration by angtian

ここら辺はほぼ単一民族国家である日本人の私からしたら考えが及ばないことで、説明されて頭では理解していても何度か言い間違えてしまい、その度にヌラを怒らせてしまっていました。

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このような問題は、その人のアイデンティティに関わることなので本当に気を付ける必要があります。

共に生活をするルームメイトとは、お互いのバックグラウンドをよく理解し合い、その人の尊厳には十分配慮すべきであると学んだ出来事でした。

次回、人に言うと人格を疑われる留学先選びの決め手をご紹介します!

第1話から見たい方はコチラから

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