
<これが中国で噂の怪しいテーマパーク!?→見てはいけないものを見てしまった私は…>中国のはしっこでクセつよ留学生活4コマ漫画[#26]
中国にはそのワールドワイドな土地と発想で趣向を凝らした観光スポットがたくさんあります。
今回は雲南省ならではのおもしろテーマパークの魅力とその闇を紹介していきます。
中国雲南省都昆明きっての観光地といえば「雲南民族村」。

雲南に暮らす少数民族のうち26の民族の伝統的家屋や建物、民族衣装、民芸品などが展示されており、民族料理や民族舞踊ショーなどが楽しめます。
外国人はもちろん、国内都市部の観光客からも人気の学びと異文化体験のテーマパークです。
東京ドーム約16個分の広大な土地に民族博物館も隣接しているため、全部見て回ろうと思えば一日では足りません。
私はここが大好きで留学中何度も足を運び、知り合いのツテでスタッフルームに入れてもらうこともありました。(色々ゆるくてありがとう。)


そうするうちにだんだんと雲南民族村の実態が分かってきたのですが、各民族衣装を着ているスタッフ(キャストと呼ぶべき?)は、実はその民族でないこともあるんです。
よくよく見れば民族舞踊ショーにも同じ踊り子さんが衣装を変えて何度か登場しているではありませんか。

なるほど少数民族の中でも顔の系統が近い民族同士が存在し、外国人や漢民族から見れば見分けはつきません。
なんとも中国らしいですが、まあ見なかったことにしましょう。
日本だって、京都の舞妓さんが全て京都出身という訳ではないのと似たようなものでしょうか。
中国では伝統的な少数民族の暮らしに触れようと思えば、通常かなり山奥の僻地に行く必要がありますが、手軽に一度に多数の民族文化を体験できるのは画期的だと思うんです。
もし、万が一もし、近くまで来ることがあるなら是非お立ち寄りを。(重慶の日本領事館による雲南民俗村の紹介はこちら)
次回は、中国のはしっこに日本の老人が集まるまさかの理由をご紹介します!
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