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オーストリアスイーツの甘くない法廷闘争→どっちが本当においしいの!?【ドイツで女子大生してました(10)】

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オーストリアスイーツの甘くない法廷闘争→どっちが本当においしいの!?
オーストリアスイーツの甘くない法廷闘争→どっちが本当においしいの!?【ドイツで女子大生してましたvol.10】

<オーストリアスイーツの甘くない法廷闘争→どっちが本当においしいの!?>ドイツで女子大生してました[#10]

さて、前回に引き続き、オーストリアのお話ですが、みなさんは、ザッハトルテ(ザッハートルテ)というオーストリアのお菓子をご存知でしょうか?

チョコレートケーキに生クリームやアプリコットジャムを合わせた、オーストリア伝統の洋菓子です。

この甘~いザッハトルテを巡って実は「我こそが本物のザッハトルテだ!」と主張している所がオーストリアには2つあるというお話はご存知でしょうか?

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1つ目はザッハトルテ誕生の地であるホテルザッハーで、チョコケーキに軽めの生クリームを添えて食べるのが特徴。

もう1つは洋菓子店のデメルで、チョコケーキのあいだにアプリコットジャムを挟んだ少しビターな味わいが特徴です。

ホテルザッハーが経営難の際に、デメルが資金援助を行ったことで「ザッハートルテ」の販売権利をデメルにも与えたものの、その後使用権の差し止めを求める裁判沙汰に…。

7年間もの法廷闘争の末、オリジナルザッハートルテの名称はホテルザッハーに権利が与えられたものの、デメルでも「デメルのザッハートルテ」として販売する事が許可されたのでした。

「オーストリアに行ったら、どちらも食べてみてね!」とドイツの友人からおすすめされていたので、これはもう食べ比べるっきゃない!!!

illustration by 英語の達人WORLD
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まず私が行ったのはホテルザッハー!
高級感のある内装に食器、少し緊張してしまいます。

さっそくオリジナルザッハートルテを注文し食べてみると、牛乳に近い生クリームがチョコケーキとの相性抜群!
ケーキ自体も軽めだったので、もう1つくらい食べられそうな感じがしました。

そして、食べ比べの為に続けてデメルに行ったのですが、こちらは商店街の真ん中らへんにこじんまりとあるお店でホテルザッハーとは対照的!

デメルのザッハートルテを注文すると、飲み物はエスプレッソがおすすめとのことだったので、合わせて注文しました。

食べてみると、ホテルザッハーよりもずしっと重い感じで食べた時の満足感が高く、アプリコットジャムがいいアクセントになっており、チョコレートの味に飽きがこずに食べられたのがよかったです。

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どちらもとてもおいしかったのですが、私はどちらかと言うとデメル派でした。
ドイツに帰国してから友人たちと「どっちのザッハトルテ派?」論争をしましたが、意見は真っ二つでしたよ。

さて、ヨーロッパの食べ歩きが続きましたが、お次はドイツの日本人街で涙が出るほど興奮したお話をご紹介します!

第1話から見たい方はコチラから

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