
<私、布団を買いたいだけなのに…→カナダで英語が通じない緊急事態>こんなとこだよカナダ[#41]
よく英語を勉強する時に「アメリカ英語」と「イギリス英語」の違いは話題になりますよね?
発音だけでなくスペルや単語自体が違う事もあり、英語学習者にとっては悩みのタネとなることもしばしば。
以前のエピソードでもご紹介したように、私はアメリカからの帰国子女で大学もアメリカなので、英語自体はペラペラです。
しかしカナダでは、「アメリカ英語」が話せるからこそ英語が通じないという場面に何度も直面しました。
ここで、「え、カナダってアメリカ英語じゃないの?」と思った皆さん、半分正解で半分不正解!
最初に混乱したのは、カナダに引っ越しをしてすぐ、こちらで使う寝具一式を新調するために訪れた寝具屋さんでのことです。
ベッドも枕も順調に決まり、最後に掛布団を選ぶため「Where can I find a comforter?:掛け布団はどこにありますか?」と店員さんに聞いた時。
明らかに「何を言っているのかわからない」という表情をしているのです。

あれ、なんか言い方がマズかったかと思い「I mean, a blanket? A down blanket? (羽毛の毛布)」と説明すると「Oh duvet!」と案内してくれました。
一瞬「デュヴェッ???デュヴェッって何?私が欲しいのはcomforter(掛け布団)!」と思いましたが、黙ってついていくとそこには立派な掛け布団が…。
「デュヴェッってなんだ…」と思わず口から出てしまうのを堪えるのに必死でした。
あまりの衝撃に家に帰ってから調べてみると、カナダやヨーロッパでは羽毛布団のことをフランス語でダウン(羽毛)を意味する「Duvet(デュヴェッのような発音)」と呼ぶそうです。
なんとオシャレ!
実はカナダは英語とフランス語の2か国語が公用語となっており、そのような背景もあるのかもしれません。
しかし、カナダで通じない英語問題はこれだけではなかったのですが、お話は次回に続きます!
今回の記事で気になるカナダの掛け布団の英語ですが、反対に【敷布団は英語で何て言う?】を記事でチェックしよう!