
<イギリスのおばちゃんから突然の質問→「今日は何の日」って急に言われても…>オドロキの英国生活[#9]
私は昔からイギリスが大好きでしたが、「どこが好き?」と改めて聞かれると、色々あってはっきり答えられません。
そこで今回、しっかり考えて好きな箇所を言語化してみることにしました。
そのひとつが、「人と自然との共存がうまい点」です。
イギリスに留学してびっくりしたのが、都会でも自然豊かで野生動物たちとも出会えちゃうこと!
都会からすぐ私はスコットランドの首都エディンバラに留学したのですが、野生のリスはそこらじゅうにいますし、寮ではキツネにも会いました。
山には野ウサギが住んでいるようで、都心から少し足を延ばして散策すると野ウサギのフンがたくさん落ちていて、タイミングが良ければピョコっと顔を出すウサギも見れます。
また、太陽が出ている時間が少ない国であることも関係しているのか、晴れると人がぞくぞくと外へ出ていくのは印象的でしたね。
自宅の素敵な裏庭で本を読み始めるおじいさん、普段は誰もいない大学近くの芝生がお花見かと思うほど人であふれる光景…は良いのですが、思わず笑ってしまったのが寮のお掃除のおばちゃんたち。
ある天気の良い日に、顔を合わせると「今日は何の日だと思う?」と聞いてきたのです。
まるで見当がつかないので、「何の日?」と聞くと「今日は晴れなのよ~!」と太陽光ではしゃぎあう寮のおばちゃんを見て心底平和な気持ちになりました。

都会に自然が残るということは、その自然の中で動物たちも暮らせるということですから、都会で野生動物とも出会えるという訳ですね。
私は生まれも育ちも日本の郊外なので比較的自然の多い環境で育ちましたが、ロンドンに行った時も、オックスフォードに留学した時も、自然の多さにはびっくりしたのでイギリスの多くの地域で自然との共存が行われているのだと思います。
旅行に行けば、広大な敷地でのびのびと過ごす羊たちが見られるのもイギリスの素敵な風景の一つなので、ぜひ機会がある方はイギリス郊外観光もオススメですよ。
次回は、イケメン過ぎる留学生にトンデモない事をしでかしてしまったお話をご紹介します!
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