性的な関係を利用する【枕営業】は英語で何て言う?

「枕営業」は英語で【casting couch】
映画やドラマなどの出演権利や契約などの見返りを得るために、性的な関係を利用することを意味する「枕営業」は、英語で[casting couch]などと表現されます。
ここで使われている[casting]は「配役・割り当て」などを意味し、[couch]は「長椅子・カウチ」を意味する英単語です。
つまり、英語では「配役のソファ」というニュアンスで枕営業を表現するわけですね。
例文として、「枕営業の問題は、映画業界では長年指摘されてきた。」は英語で[The issue of the casting couch has been raised in the film industry for many years.]などと言えばオッケーです。
この例文のように、枕営業などが話題に上がりやすい「映画業界」は英語で[film industry]、「テレビ業界」は英語で[television industry]、「アイドル業界」idol industry
例文として、「エンターテイメント業界では枕営業の問題が指摘されている。」は英語で[The casting couch problem has been pointed out in the entertainment industry.]などと言えばオッケーです。
他にも、「枕営業」の英語として見返りのニュアンスを含めた[sexual favoritism]や[trading favors for advancement]という表現を使っても良いでしょう。
例えば、「彼女は成功するために枕営業をするつもりはなかった。」は英語で[She had no intention of trading favors for advancement.]なんて言えるわけですね。
一方で、もう少し幅広く企業や政治の場面で権力を利用した性的な取引を指す英語として、[quid pro quo harassment]という表現を使う事もあります。
例えば、「職場での枕営業は深刻なハラスメント問題だ。」は英語で[Quid pro quo harassment in the workplace is a serious issue.]なんて言えるので覚えておきましょう。
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