
<オーストラリアで感じた階級社会!?→日本とは比べ物にならないその実態>オーストラリアに永住しました[#6]
「階級社会」というと日本ではまだまだ馴染みのない言葉だと思います。
昔は「一億総中流」なんて言葉もあったくらいで、日本では「階級」というものを生活の中で意識する事はあまり少ないのではないでしょうか?
しかし欧米では確実に昔から「「階級」というものが存在していて、それは日本よりも明らかです。
ワーキングクラス、ミドルクラス、アッパーミドルクラス、ハイミドルクラスなどの単語がその例で、日本語で言えば労働者階級、中産階級、中流、上流といったところでしょうか。
日本がどんどん欧米化しているとは言っても、階級による「住み分け」というものは日本ではまだ(欧米生活で感じるほどには)明確になっていないと私は思います。
「お金持ちと言えば麻布や白金」などの住んでいるエリアはあったとしても、例えば日本では歩くだけで危害を加えられたり金品を奪われてしまう危険すぎて歩けない地域とかはないですよね?
ところがこちらではそういったことが当たり前の事実なんです。
欧米ではお金持ちはお金持ちエリアでしか生活しないですし、「ゲーテッドコミュニティー:gated community」と呼ばれる、一体が塀で囲まれて門で閉ざされた場所にある住宅地に住んでいる人もたくさんいます。
そして、クラスが下のエリアで生活している人は基本的にはそこでしか生活しない傾向にあります。
こちらに来てシェアハウスなどを選ばれる際に絶対に避けてほしいのは「安いから」と安易に貧困地域に間違って住んでしまうことです。

もちろん、日本の社会で生まれ育った日本人として、階級社会の流れには反対派です。
しかしそういう地域が超危険エリアなのは事実ですし、ここはやはり日本ではない外国です。
とりあえずはここでもやはり「郷に入っては郷に従え」です。
日本から来ている私達にとって安全なエリアはやはり「ミドルクラス」が多く住んでいる住宅地だと思います。
そういう場所ならわりと「日本にいる時と同じ意識」で生活していてもそこまで大きな支障はありませんし、危険度がぐっと下がります。(日本と同じではありませんが)
比較的に海外でも安全な街だと言われているメルボルンでも、やはり場所・道や時間帯を間違うと犯罪に巻き込まれる可能性が急激に高まることは事実です。
せっかくの海外旅行・海外留学・ワーキングホリデーです。必ず地域の下調べだけはして安全で有意義な生活を楽しみましょう!
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