
<米軍基地でよく起こる兵士同士のケンカ!?→その結果次々と壊されるモノとは…>米軍基地で働いてみた[#99]
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話です。
「金曜日に街に繰り出し飲み会!」なんて一昔前までは会社員の定番でしたよね。(コロナ禍を経て日本では下火になったと聞きますが)
実はこの習慣、米軍基地の兵士達も似たようなもので、訓練を終えた金曜の夜は基地内のクラブに繰り出してきます。
基地のクラブの閉店時間は日によって違っており、1番遅くまで営業するのは金曜日。
DJナイトが開催されるのも週末が多く、金曜日は血気盛んな若い兵士で賑わうと同時にいざこざも起こりがちでした。
クラブには娯楽設備も様々ありますが、人気なのはスロットマシーンやダーツ、ビリヤードなどですが、特にビリヤード場では、お酒が入ると勝ち負けに限らず何を言ったとか目が合ったとかで小競り合いも起こりがち…。

なにしろ兵士達はパワーが半端ないので、ビリヤードに使う堅いキューが破壊されることもしばしばありました。
「しばしば」…だったのですが、とある時期にキュー破損事件が頻発してしまった為、ビリヤードのキューに全て番号を付けて、兵士達のIDを確認してからの交換方式になったことは、兵士達の名誉のためにここだけのお話ににしておきましょう。
そんな米軍基地内のクラブは、閉店の15分前にオーダーストップされますが、金曜の夜はあまりにも収拾がつかない為、早めにオーダーストップにしてしまう事もありました。
しかし、そんなこちらの都合はお構いなしに「オーダーストップだ」と言ってるのにお酒を求める兵士が「あと一杯!」と群がってくることも…。
ある日、いつも通り閉店15分前にオーダーストップをかけた私と同僚は、まだ飲んでいる兵士達に声をかけ、集計のためにマネージャーと事務所に戻ったのですが、外で突然ガラスの割れる音が響き渡りました。
いったい何事!?
その瞬間、同僚のバーテンダーが素早く事務所を飛び出したのですが、一体何が起きたのか…お話は下の関連記事に続きます!
今回の記事で気になる基地内のクラブの実態ですが、閉店間際の【ラストオーダーは英語で通じない?】を記事でチェック!