
<日本語が喋れない夫婦が日本で子育て!?→日本人看護師が大混乱する理由とは>私、外国人と働いています(4)
今回は、貿易会社で働いていた時の話です。
私が働いていた貿易会社は日本にあったものの、社長夫婦も従業員も私以外全員外国人の超海外環境。
香港人の社長夫婦は日本語が話せず、さらに奥様は英語も話せないので私はまともな会話をすることすらできません。
そんなときは、英語ペラペラの社長と英語で一旦話し、私→社長→奥様→社長→私という風に伝言ゲームをしていました。笑
そんな社長夫婦に子供ができたのですが、奥様は英語も日本語も喋れないので、日本ではなく香港で生みたいということで予定日数カ月前に奥様だけ帰国しました。
出産して帰ってくるのを楽しみにしていたのですが、親子の帰国がせまると、日本語が一切話せない彼らの代わりに子どものビザ取得や出生届等の手続きを全て私が(仕事として)任されることになったのです!
当然、日本人の私は外国人が日本に住む為のビザ申請なんてしたことがありません。
大慌てで情報を調べ、役所に問い合わせ、様々な書類を集めることになりましたが、幸い日本に滞在中の夫婦の子どもという事でその子のビザの取得は比較的スムーズに終えることが出来ました。
「これで一仕事終えた!」と思った私は本当に愚かだったのですが、(お子様がいる方なら常識かもしれませんが)赤ちゃんが生まれるとありとあらゆる手続き・健康診断・予防接種などが必要なのです…。
夫婦が帰国する前にネットでどんな手続きが必要か調べ、特に外国人家族は特別な手続きがあるのか、英語でのやり取りができる場所はあるのかなどを必死に調べました。
そして各種手続き、健康診断、病院などは夫婦と一緒に毎回同行させられる事に。
「あれ、私貿易事務だったよな…」と思った事は1度や2度ではありませんが、奥様が日本語も英語も話せないので社長・奥様・私・子供と4人でぞろぞろと行動し、毎回スタッフさんや看護師さんに「お母さん?あれ、どなたがお母さん?あなたは誰?」と不審者扱いされる私。笑

その度に私は必死に「日本語通訳です!」と釈明することになるのでした。。
自分の子どもを持つ前に色々必要なことを知れたのはよかったのですが、初めての子供なのに手続きなどにやたら慣れた私が未来の旦那さんにどう思われるのかは少し心配です…!
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