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なぜ夫は胡椒まみれで帰ってきたの…→実は衝撃的な文化のせいだった【夫婦でカナダ移住(6)】

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なぜ夫は胡椒まみれで帰ってきたの…→実は衝撃的な文化のせいだった
なぜ夫は胡椒まみれで帰ってきたの…→実は衝撃的な文化のせいだった【夫婦でカナダ移住(5)】

<なぜ夫は胡椒まみれで帰ってきたの…→実は衝撃的な文化のせいだった>夫婦でカナダ移住[#5]

 (前回の続き)ようやくバンクーバーで惣菜屋の仕事を見つけた夫でしたが、初日からお店にあるスライサーで指を切って3時間で家に帰される事になってしまいました。

私が仕事を終えて家に帰ると、随分前に帰宅していた夫が「ペッパーが取れないんだよね。」と言いながら、私に見せてきた指には確かに爪との間に挟まった黒い胡椒粒が…。

意味がわからずポカンとする私に夫が指を切った時の状況を話し始めました。

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使い慣れない機械で手を切ってしまった夫、それを近くで見ていたセルビア出身の女性スタッフが、「早くペッパー!ペッパーだよ!」と叫び、急いでキッチンから胡椒を持ってきて傷口に振りかけたんだとか!

あまりに突然のことに唖然とする夫に、彼女は「血が出た時はペッパーよ!私の息子もこれで血が止まったの!」とにっこり。

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話を聞くと、以前彼女が出かけている間にキッチンで遊んでいた息子が誤って包丁で足を切ってしまったとのこと。

一緒に遊んでいた娘はどうすることもできず、泣きながら彼女に電話してきたので、その時近くにあった胡椒をかけることで血が止まったんだとか!?(あくまでも彼女の主張です笑)

どうやらヨーロッパでは古くからペッパーには止血や抗菌作用があるとされ、料理の味付け以外でも利用されてきました。

そのため、ヨーロッパではペッパーの価値が高く、大航海時代のきっかけにもなったと言われています。

 「日本でいうところの、『傷口にアロエを塗る』みたいな民間療法かな?」と夫の話を聞きながら納得。

今回はヨーロッパならではの民間療法で、無事傷口も止血。日本では考えられませんが、移民大国のカナダらしい貴重な体験でした。

さて、次回は本当に辛いと言われるカナダ・バンクーバーの冬のお話。

理由は寒さではなく人が生きていく上で必要不可欠な「アレ」が不足しているというお話は下の関連記事からチェック!

第1話から見たい方はコチラから

今回の記事で気になるキッチンのお仕事ですが、飲食店で出される【まかないは英語で何て言う?】をチェック!