<元カレからのまさかの贈り物に気持ちが…→アメリカ式バレンタインは派手過ぎる>これがアメリカの女子大生[#76]
(前回の続き)アメリカの大学に留学中、目の前で男子が女子をバレンタインバーティーに誘うという場面に遭遇し、初めて英語圏のバレンタイン文化を知った私。
しかし、アメリカの大学のキャンパスではまだまだ度肝を抜かれるバレンタインサプライズがたくさんありました。
引くくらい大きなぬいぐるみを彼女にプレゼントしたり、ベタに花束を年齢の数だけ送るなど、人目を気にせず男子から女子へ愛情を表現するのが英語圏バレンタインのスタイルで、本当に「カップルの日」という感じ。
でも彼氏なしの女子たちはどうなるのでしょう…?
実は私のいた大学では彼氏のいない女子たちは「Galentine’s Night(ギャレンタインズ・ナイト)」と言って、お菓子を買い込んで夜通しラブコメをひたすらみまくる!という謎の習慣がありました。
社交クラブのシスターのヘザーと私は、Galentine’s Nightのお菓子係だったので、ヘザーの車で街に買い物に行くことに。
マフィンやらポップコーンやら、大量のスナックを買い終えて、いざトランクに荷物を入れようとトランクを開けた時です。
トランクから数えきれないくらいのピンクの風船が飛び出してきて、赤い薔薇の花束と共に「Let’s get back together:よりを戻そう」というヘザーの元彼からのメッセージが・・・。
思わずヘザーを見ると「何よ今更!」と言い、そのままみんなの待つ部屋に向かったのですが、運転しながらも悩んでる様子。
元カレのケビンとは色々あったけど、未練がありそうだな〜と思っていたのですが、案の定到着するや否やみんなに「ごめん!やっぱり今日は私パスね!ケビンのとこ行くわ!」と車を飛ばして元彼の元へ!
ケビンの風船&花束作戦がバッチリ効いたようです。
結局留学中、彼氏のできなかった私(涙)はバレンタイン・パーティに参加することはありませんでしたが、大量に買い込んだお菓子やらピザやらを食べながら、みんなで「ユーガットメール」や「ブリジットジョーンズの日記」をあーだこーだ言いながら見たのはとても楽しい思い出です。
次回は、アメリカでのはちゃめちゃスキー旅行についてご紹介します!
今回の記事で気になるアメリカのバレンタインですが、サプライズで渡す【花束は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!