<私が見たアメリカの”クールジャパン”の実態>これがアメリカの女子大生[#1]
はじめまして、こまひろまるです。
私がアメリカに留学した当初は、ちょうど「クール・ジャパン」なんて言葉が出だした頃。
政府が言い始めてからはやや空回り感があり、日本国民の中には「日本で盛り上がってるだけじゃないの?」なんて冷めた感じで見てる人もいますが、クール・ジャパンは確実に存在してたんです!
留学生は、現地に慣れるためにも、地元の新入生よりも早く寮に入ります。
1人寂しく数週間過ごしたのち、いよいよ新入生入寮の日。なんだかドアの外が騒がしい…と、開けてみるとアメリカ人ギャルたちの集団が!
その中の1人に、「あなたがこまひろまる?日本からきたのよね?!」と確認され、うなずくと、ギャル集団に向かって「Hey! 私が日本人留学生のルームメイトだったわ〜!」と自慢げに喜んで、いきなりハグされだのです…。
「え?これは新手の差別か???」と戸惑いまくる私でしたが、どうやら日本人が寮に入るという噂が回り、みんな「クールな日本人に違いない」とこれまた期待をパンパンに膨らませていた模様。
ルームメイトのエイミーは、幼少期に見たセーラー・ムーンで日本に興味をもち、以来日本への憧れを募らせていたと熱く語ってくれたのでした。
大学でも日本語を学んでいましたが、突如「大学を休学して日本へいくわ!!」と言い出したのですが、その目的はなんと、GacktとBUCK-TICKの追っかけ!
爆竹?え?元祖ビジュアルのBUCK-TICK?
終わっていると思っていたビジュアル系ブームは、アメリカの片田舎のアメリカ人ギャルの心を燃やし続けていたのでした…!
最初はエイミーが特別かなと思いましたが、キャンパス内の学生は多くが日本人を「クールな文化の国からきた人」とみて、友達になりたがってくれました。
私自身まったくクールじゃないのに、自ずと友達がたくさんできてありがたかったです。(笑)
ありがとう、クール・ジャパン!
次回は、友達に紹介された謎のおじさんは一体誰?についてご紹介します!
今回の記事で気になる、女子向けの漫画【少女漫画は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!