<アメリカの強烈な女性教師→見た目から授業まで破天荒すぎる>これがアメリカの女子大生[#30]
さてさて、これまで個性豊か(すぎる?)友人たちのお話をご紹介してきましたが、実はアメリカの大学は教授陣も個性派揃い。
日本の普通の高校から留学した私は、いわゆる日本人が持つ「先生像」とのギャップに度肝を抜かれました。
クラス内では学生は先生を尊敬しているし、先生もこちらの疑問にはとことん答えてくれますが、先生だからといって決して堅苦しくないのがアメリカの大学。
とても優しい英文学のウィリアム教授は、「娘が離れたがらなくて…」と4歳くらいの娘を連れてきて生徒の席に座らせたりする自由な先生でした。
そんなウィリアム教授が、ある日教室に入ってくる前に扉を少しだけ開けて「猫アレルギーの人いる〜?」と聞くのです。
一体、何だろうと思っていると通勤時に車の前に飛び出てきた子猫を放っておけず、連れてきてしまったんだとか。
その日はミャーミャー鳴き声がする中で授業を受けるという貴重な経験をしたのですが、生徒も先生も学校のスタッフも(田舎のせいか…)とてもおおらかでした。
そのなかでも、私が一番仲が良かったのはスペイン史のジョアンナ先生。
髪の毛の片側を刈り上げていて、刈り上げている方は白髪、刈り上げていない方は黒髪ロングという日本ではありえないセンセーショナルな見た目…。
いつでも机の上に座って、授業をするのですが、授業内容もとても面白くて大人気でした。
この先生、その見た目通り(?)のロック通で、ジャケットの下はいつもピンク・フロイドやらランシドなどのパンクバンドTシャツ。
そして極めつきは、クラスのあと一通り質問を受けた後、大きな講義用のプロジェクターを使っての爆音LIVE映像鑑賞会。
とにかく選曲がかっこよくて、女子男子問わず大人気でした!
そんなある日、ジョアンナ先生の親友であるバー博士と一緒にパンクバンドのLIVEに連れて行ってもらうことになった私。
私のルームメイトを含む生徒数名をバンに乗せて、LIVE会場に向かうのですが、先生たち「ガソリン」と称してビールを飲んでいるようないないような…。
先行きに不安を覚えつつ、初のパンクバンドLiveに私達は出発したのですが、そこで起きた事件については次回ご紹介します!
今回の記事で気になる大学の先生たちですが、【准教授は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!