<クリスマスイブの女子寮で珍事件→衝撃のマッチョサンタ事件の全貌>これがアメリカの女子大生[#20]
前回からご紹介しているアメリカの大学の女子寮の実態ですが、全館冷暖房なので女子達は基本薄着でうろうろ。
しかし、そのせいで困ってしまう事も…。
これは、アメリカの学生寮あるあると言ってもいいのかもしれませんが、もはや訓練かのごとく、毎週一度は誰かが何かをやらかして寮の火災報知器が鳴り響きます。
鳴ったらとにかく全員何をしていようと外に出されて、安全が確認されるまで外で待ちぼうけをくらいます…。
雪だろうと嵐だろうと、全員薄着でブルブル震えながら寮長のOKサインを待たなければいけないんです。
私のいた女子寮は全室禁煙なのですが、毎度タバコを吸って報知器を鳴らしては「アロマキャンドルが反応したのよ〜」と見えすいた嘘をつく女子たち…。(理由は何であれ罰金として15ドルほど払わなくてはいけないシステムだった事はお伝えしておきます)
さて、そんなある日のこと、12月24日に親友のママ大学生カレンの息子のネイトの保育所でクリスマス会が行われるとのことで、カレンと一緒に参加しました。
マッチョなサンタクロースが登場し、ネイトたちもプレゼントを貰ってとっても嬉しそう♪
雪も降っていて、「素敵なクリスマスイブだったな〜」なんていい気持ちでその日も眠りについたのですが…夜中の2時にまた火災報知器の警報が鳴り響いたのです!!!
「も〜クリスマスイブまで勘弁してよ!」と外に出てみると、女子達の中にバツの悪そうなサンタが1人。
「え!?」と、よく見ると昼間ネイトにプレゼントをくれたマッチョサンタじゃないですか。
どうやら筋肉大好物の隣部屋のエイプリルが、マッチョサンタに目をつけて、こっそり部屋に招き入れていたようです…。
慌ててサンタの服を羽織ってきたのか、前がはだけて盛り上がる腹筋がのぞいていました。
もちろん女子寮は男子禁制。
そこに入り、タバコまで吸ってしまい報知器を鳴らしたマッチョサンタに課せられた罰金は15ドルではすまなかったようです…。
クリスマスのたびに、ちらついた雪の中で罰の悪そうにしているサンタを鮮明に思い出します。
さて、次回はアメリカ人女子大生の典型的な恋愛パターンについてご紹介します!
今回の記事で気になる女子寮の火災報知器ですが、【火災報知器は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!