<米軍基地で上司に怒られた理由が理不尽過ぎ!→これって文化の差なんですか!?>米軍基地で働いてみた[#53]
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話です。
米軍基地への初めての出勤日「これからお世話になる上司やスタッフへの挨拶もあるし…」と、指定された時刻の20分前から緊張しつつ待っていた私。
案内の方は約束の時間にいらっしゃいましたが、肝心の上司は指定した時間が過ぎても現れず、遅れる事15分後にようやく到着したのです!
予定がたくさんあったので、挨拶もそこそこに研修をスタートしたのですが、初日から不安になったのは言うまでもありません。
そんな米軍基地での仕事にも少し慣れてきたある日、担当場所である基地内のGYMのドアを開けて入ろうとすると鍵がかかって開いていないのです。
待っても待っても鍵を持っている社員が出勤して来ないので、上司に電話すると「まだオープンの5分前じゃないか、始業前に連絡するな!」と怒られてしまいました…。
オープン時間の30秒前になってようやく社員が到着しましたが「Hi !」と、慌てることなくのんびりとやって来るのを見て呆れる私。。
お客さん(米軍基地なので主に兵士)がオープン直後にやってきたらどうするつもりだったのでしょうか…。
大急ぎでオープン準備をして、本来のオープン時間から数分遅れでお客さんを受け入れることが出来たのですが、本当の驚きはこの後にやってきたのです。
その日の午後、上司から呼び出された私は、「今朝の社員の遅刻に関してかしら?」なんて思いながら上司の部屋に入りました。
すると、開口一番「君は早く出勤し過ぎだ!」と上司から注意されたのです!
「え?」遅刻して怒られるのならいざ知らず、早く職場について怒られる事になるなんて。。
そう言えば上司の行動を振り返ると、毎回出勤時間ギリギリか遅れて到着していました。(でも退勤時間は早め!)
しかし、本当に問題なのはその後の行動なんです…。
出勤時間に遅れて出社した上司は、自分の部屋に入るとおもむろにコーヒーをいれて、トースト焼いたりゆっくり朝食の準備を始めるから開いた口が塞がりません。
ついついその光景をガン見してしまった私と目が合うと、ボスは無言でバナナを渡してきたのですが、バナナが欲しくて見ていたと思われたのが更にショックだった事は言うまでもないでしょう。。
ちなみに、朝のダラダラスタートは上司だけでなくスタッフも同様で、出勤後に朝食を食べたりトイレでバッチリメイクをしてくる人もいるので、米軍基地で働く人種の幅広さを感じたのでした。
それからしばらくして、基地内のクラブで朝食のCashier担当になったある日。
早朝まだ薄暗い時間に基地の駐車場に到着しましたが、近くに車は1台もなく建物に明かりは点いてない上に、建物のドアも開きません…。
以前「出勤が早すぎる」と怒られたトラウマで上司にも電話できず…刻々と近づく開店時間に私はどうしたら… お話は次回に続きます!
今回の記事で気になる出勤時間ですが、【遅刻しますは英語で何て言う?】をチェック!