<米軍基地の朝食が大ピンチ!?→日本人には許せない適当さ…>米軍基地で働いてみた[#54]
(前回の続き)米軍基地で働き始めたものの、勤務開始時間前に出勤した事で上司に怒られてしまった私…。
更に、朝早くからbreakfastの提供が始まったので早朝まだ薄暗い時間に出勤すると、1時間早く来ているはずのChefやJanitorさん(清掃員・用務員)の姿もなく、建物のドアも開きません。
その上、私と同じ時間に出勤するはずのクラブマネージャーも未だ来ていないようです。
取り敢えずChefに電話するも繋がらないし、Janitorさんの電話番号は知りません。
勤務時間前にボスに電話して怒られてしまった記憶がよみがえりましたが、アシスタントマネージャーの女性に電話をして「クラブマネージャーがいないんです」と伝えると「I’ll check it out.(確認してみるね)」と電話を切られました。
数分後、彼女が折り返しの電話をくれたのですが、「本当に誰もいない?」と言うのです。
「はい!車も無く建物の明かりもついていないんです…。」と答えると、彼女は「変ね…マネージャーは部屋の中にいて、今すぐドアを開けるって言っていたのだけど…。」と言うではありませんか…?
一体何が起きてるんだと思った直後、マネージャーの車が勢いよく駐車場に入ってきたのです!
涼しい顔して「今ドア開けるから!」なんて言っていますが、こっちはアシスタントマネージャーにウソをついて自分の遅刻をごまかしたのを知っているんですけど…!?
ようやくマネージャーは到着しましたが、シェフは未だに行方不明…とバタバタしていると、ようやくシェフから折り返しの電話があり「ごめん!今急いで向かってる!」との事ですが、彼の到着を待っていると兵士達に朝食が提供できません!
前日に準備を少し手伝って要領は把握していたので、オープン時間に兵士が買いに来ないことを祈りながら急いで私が朝食用のbreakfast burritoを作ることになったのでした…。
欧米文化では、一部の地域で時間に対する緊張感が薄く、遅刻や待ち時間をあまり気にしない人がいるのは知っていますが、私達の職場は米軍基地です。
軍人ではないにしても、従業員も少しは時間厳守という意識を持った方が良いのでは…と思ってしまう私はやはり生粋の日本人なのでしょうか…。
次回は、仕事をしていたら兵士達になぜかバスケットコートに呼び出されたお話をご紹介します!
今回の記事で気になる出勤時間ですが、【遅刻しますは英語で何て言う?】をチェック!