「喜劇王」として有名なチャールズ・チャップリンの格言をご紹介
“You’ll never find rainbows if you’re looking down.”-Charles Chaplin
うつむいたままで虹は見つけられない。
チャールズ・チャップリン(1889-1977)
【本日の格言解説】
監督、俳優、音楽家などマルチな才能を発揮したチャップリン。
しかし彼の「笑い」には、支配層への怒りと悲しみが滲んでいます。
例えば『モダンタイムス』は、休みなく働かされ、歯車の一部となるような描写も描かれています。
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彼は「コメディ」という媒体を選び、幅広い層に訴えたかったのでしょう。
熱い想いに突き動かされていたからこそ、数秒のシーンすら何時間と撮影し続けられたのかもしれません。
ちなみにチャップリンは大の親日家でした。
長年雇っていた日本人マネージャーの機転と勤勉ぶりに関心し、一時期チャップリンの使用人は全て日本人だったとか。
サイレント映画が多いチャップリンですが、国や言語関係なく、広い視野を持っていたのだと改めて感じますね。
晩年をスイスで過ごしたチャップリン。
空を仰ぐ彼の目に、虹は映っていたのでしょうか。