今回は、歌手、アーサー・キットの格言をご紹介
“I am learning all the time. The tombstone will be my diploma.” -Eartha Kitt
私は常に学んでいる。墓石が私の卒業証書よ。
アーサー・キット(1927-2008)
【本日の格言解説】
「最もセクシーな歌手」と言われ、映画や舞台と、正にエンターテイナーだったアーサー。
Bitly
白人と黒人とのハーフだった彼女は幼少時代は「白い」と、社会に出ると「黒い」と言われて苦労してきたそう。
そんな経験がある彼女は人種差別反対運動に関わったり、ホワイトハウスでの昼食会ではベトナム戦争に反対した為、米国政府から危険人物とみなされ、国内で仕事ができなくなり、その後10年間はヨーロッパでの生活を余儀なくされたとか。
海外でも活躍していた彼女は、色々な国の歌をその国の言葉で歌うというスゴ業をやってのけたのです。
なんと、日本の童謡「証城寺の狸囃子」をカバーしたことも!
「Sho-jo-ji」としてリリースされ、お味噌汁のCMに使われたこともあるので、覚えている方もいるのでは?
そんなアーサーは、死ぬまで色々なことを学んでいくという、貪欲な姿勢を見せてくれました。彼女のように、生涯学び続けたいものですね。