<アメリカでは春に卵と格闘する!?→恒例イベントの舞台裏>いきなりアメリカで子育て[#26]
アメリカでは3月頃になると、スーパーなどあちこちで「たまご」や「ウサギ」のモチーフの商品が売り出されます。
これはイースター用の商品で、カラフルなパステルカラーで可愛い物ばかり。
イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」で、十字架にはりつけにされたキリストが3日後に復活をしたことを祝う行事。
キリスト教ではクリスマスと同じくらいとても大切な行事です。
そして子供たちにとっては「イースターエッグ作り」と「エッグハント」という楽しいイベントが!
エッグハントは子供たちがそれぞれ手に小さなバスケットを持って、公園やモールの広場などに隠されているイースターエッグを見つけて歩きます。
この時期は、日程の違うあちこちのエッグハントに参加するのですが、大きなお姉さんお兄さんが多く参加するエッグハントの時は少々ワイルドな争奪戦に。
まだ小さかった息子は卵を拾うのがなかなか難しく、2~3個しか拾えずに泣きべそをかきながら帰るときもありましたね。
このエッグハント用の卵、昔は本物のゆで卵に色を付けたイースターエッグが当たり前ったとか。
しかし、もうその頃にはプラスチックでできた卵型のトイカプセルの中に、チョコレートやキャンディーなどがはいっているものがよく使われていましたね。
もちろん息子が通うプレスクールでもイースターのイベントがあります。
あるとき、「中身を抜いた割れてない卵の殻を持ってきて」とお知らせがあり「えっ!どうやって抜くの?」と困り果てた私。
友人に上下に穴を開けて片方から思いっきり息を吹きかけて中身を出すという処理方法を教えてもらい、何とか息子に持たせる事が出来ました。
スクールから息子が持ち帰った卵には何かよくわからない生き物の絵が描いてありましたが、息子曰く、描いた絵は「イースターバニーと遊んでいる僕」とのこと(笑)
ちなみに、我が家はクリスチャンではないので、イースター当日に教会にはいきませんが家で「エッグハント」はしていました。
朝早く起きて用意していたイースターエッグを家の中や庭に隠します。
起きてきた息子がバスケットを持って喜び勇んで見つけに行く姿を見て私達も嬉しくなる春の訪れを感じるイースターのイベントでした。
次回は、アメリカでついにお願いしたベビーシッターについてご紹介します!
今回の記事で気になる卵の中身ですが、役と白くなる【卵の白身・卵白は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!