<アメリカのスーパーに消防車が!→子供が大はしゃぎで店に走る理由>いきなりアメリカで子育て[#19]
アメリカのスーパーなどの駐車場で”あるある”なのが、消防車や大きなはしご車、パトカーなどが停まっている光景です。
日本のスーパーに消防車やパトカーが停まっているのは、火事や事故など何かしらのトラブルがあってのことですよね?
アメリカの場合は実はそれだけではないんです。
そんなアメリカならではの事情を知っている息子は、消防車やパトカーを駐車場で見かけると「ファイヤーエンジン!(消防車)」と大はしゃぎ!
早くお店に入ろうと私に催促します。
その理由は、お店の中には消防士さんや警察官がいるからなんです!
駐車場に消防車が停まっているときは、だいたい店の中で消防士さんが買い物をしています。
しかも重そうな防火服のまま買い物をしているので、最初見かけたときはびっくりしました。
「消火活動の帰りなの!?」と思ったものです。
実はアメリカでは消防士や警察官が制服のまま買い物をしているのはよくある光景です。
日本では買い物する警察官や救急隊員にクレームをつける話が話題になり、賛否両論でしたよね。
アメリカでは、特に消防士の場合は当直があり、消防署で共同生活をしているので食材の買いだしに来ているんです。
重そうな防火服は消火活動の帰りではなく、買い物中に出動命令が出た場合、そのまま消火活動に行けるようにという理由からな訳ですね。
この消防士の料理はテレビなどでも話題になることがあり、所によってはレシピ集を作って寄付のために売っていることもありました。
息子は消防士さんを見つけると「ファイヤーファイター!!(消防士)」と大声で呼びかけます。
消防士さんはニコニコと笑いながら手を振ってくれたり、踊る真似をしてくれたり、時にはハイタッチをしてくれることも。
皆さん陽気な人が多い印象でしたが、いざという時には危険を顧みず火事を消してくれるスーパーヒーローです。
アメリカではパトカーで乗り付けてカフェでくつろいでいる警察官も時々見かけますが、誰も文句を言ったりしません。
カフェの店員さんいわく「事件の抑止力になってありがたい」とのことでした。 応えてくれるのが嬉しい息子は飽きずに毎回毎回「ポリスマーン!」「ファイヤーファイター!」と叫び続けるのでした。
次回は、家に謎の生物が侵入した事件をご紹介します!
今回の記事で気になる泥だらけの子供達ですが、【真っ黒は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!