<イギリス英語のせいで大恥かいた→必死で取った病院の予約が…>仰天のイギリス生活[#2]
イギリスに来たばかりの頃は、時計の読み方に苦労しました。
そんなもの、世界共通で違いなんてあるわけもない、と思い込んでいたので「なぁんか妙なこと言ってるなぁ」と違和感を覚えても、特に気にしませんでした。
それが、まさか生活に支障をきたすほど深刻な問題になるとは思いもせず…。
前回紹介したように、必死の思いで入れた病院予約。割り当て時間はひとり10分なので、予約時間に遅れたら即アウトです。
ある日10時20分の診察に遅れまいと、いつものように早めに到着したにもかかわらず、受付で「もうとっくに予約時間過ぎてるじゃない。自分が悪いんでしょ?」ぐらいの雰囲気で突っぱねられてしまったことがありました。
訳がわからず驚いて食い下がると、なんとそれは「twenty to ten」つまり10時まで20分。つまり9時40分のことだったんです!
たしかに・・・それは大幅に過ぎてるな。そういえば、実際電話ごしで耳にした際「なんでten twentyじゃないんだろう、普通逆じゃない?」
とは一瞬思ったのですが、ただでさえ苦手な英語、かつ日本語でももどかしい、自動音声でのやりとりだったので、数字ばかりに気がいってしまい、理解する余裕がありませんでした。
というより、まだその頃はイギリス式時計の読み方を、理解どころか違いがあることにすら気づいていない段階。
呆然としている私に同情してくれた病院スタッフは、「nine fortyだとfourteen(14分)とまぎらわしいからだ」と親切に説明してくれました。
このときは本当に特別に配慮してもらえましたが、電車や飛行機の出発時刻に変更のアナウンスがあったときなど、これを知っていないと痛い目に合う確率が高いので、要注意です!
次回は、イギリスの独特な訪問販売スタイルをご紹介します。
今回の記事で気になるイギリス英語での時間の読み方ですが、時計の【短針は英語で何て言う?】をチェック!