<イギリスの訪問販売が雑すぎる→もうちょっとなんとかならないの?>仰天のイギリス生活[#3]
イギリスに住んでみて、日本での生活と大きく違うと感じるのは訪問者の対応です。
イギリスの我が家にはインターホンがなく、窓から家の中も丸見えなため、居留守もままなりません。
郊外に住む我が家には植木職人やリフォーム業者などが飛び込みの営業をしにくる事もあるのですが、問題なのはその恰好。
ヨレヨレの作業服ならまだしも、ジーパンにTシャツなどモロ私服、かなりラフな恰好で登場します。
資料もあればいい方で、口頭のみの説明で、紙1枚すらないことの方が普通です。あったとしても手作り感満載のコピー用紙、それも縮小コピーしてA4サイズの紙を何分割かにした超絶節約したペラペラのチラシが出てくるのでビックリ。
更にツワモノは、厚めの紙にカラー印刷したものをラミネートまでしてあり「案外マトモだな」と思っていると、脈ナシと見るやそそくさと資料をしまってしまう再利用パターンまでいるので笑ってしまいます。
ほかにもパナマ帽にスーツと革靴という出で立ちで、これにステッキでも合わせれば、絵に描いたような英国紳士の完成!と言いたくなるような素敵なオジイサマの飛び込み営業まで。
身なり同様ソフトな話し声でなにやら紹介してきて、断ると静かに微笑み「よい一日を」と挨拶して帰られるので、一体この営業スタイルで契約が取れるのかと余計な心配をしたくなります。
過去には家業の手伝いなのか、小学生のような男の子がしっかり営業トークをかけてくることもありましたが、話ぶりが拙いこともあって断ると、一気にショボンとしてしまい、なんだかこちらが悪い事をしてしまった気分に。
しばらく後ろ姿を見送っていると、ふて腐れながら腕をブンブン回し、ブツブツ文句?を言っていましたが、「次は契約取れるといいね」とエールを送りたくなりますね。
次回は、訪問販売とは一味違う、家におしかけてくる恐怖の人々をご紹介します!
今回の記事で気になるイギリスの訪問販売ですが、【訪問販売は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!