<イギリスの自転車事情がどうかしてる!?→思わず二度見する理由>仰天のイギリス生活[#6]
ロンドンでは乗り捨て自由なシェアサイクルが普及しており、特にコロナ禍では公共交通機関の利用を避けるため、イギリス政府も徒歩と自転車での移動をすすめていました。
おかげで自転車専用レーンができるなど、自転車ユーザーに優しくなったところもありますが、場所によってはわずかに車輪分の線が引かれてあるだけなど、決して快適とは言えません。
そんなイギリスで私が自転車に乗ってみると、後ろから車にピッタリ付かれたり、バスの轟音と突風にあおられると焦りますが、こちらの人たちは全く動じないんです!
信号待ちのときも、「同じ車道を走る乗り物として、当然の権利」とばかりに専用レーンを外れ、車に混じって堂々と車道で待機します。
なかには度を越して、一風変わったスタイルで走行する人も…。
ドレッドヘアの、いかにも血気盛んそうな若者が、ぶっといバイクのタイヤのような前輪を宙に浮かせ、後輪だけで走る姿を見たのは1度や2度ではありません。
カッコいいと仲間内で流行っているのか、まるで技を競うかのように、さらにその後輪をホップさせるなど、上級者もいます。
かと思えば、のほほんとした金髪のおじさんが、急なこう配の坂道を、一輪車で上っているのを見たことがあります。
一輪車なんて、校庭や近所をウロウロするくらいで、平らな道で遊びや運動目的の利用が主だと思っていたのですが、移動手段として利用している人には初めて出会いました。
電動自転車でも登り切れるかどうかというほどの坂を、ギアすらない一輪車で涼しい顔をしてスイスイ走るおじさんを見るのは、さすがにもうこれっきりでしょう。
この曲芸自転車も一輪車ライダーも、かなり大きい一般道で走っていたので、見かけたときはつい2度見してしまいました。
次回は、イギリスのスーパーで後悔した会話をご紹介します!
今回の記事で気になる自転車の乗り方ですが、車輪が1つの【一輪車は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!