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「いるよ!いるよ!」ヌーディストビーチで遭遇した人にこんな行動を取られるなんて…【パリで暮らす私の日常(32)】

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「いるよ!いるよ!」ヌーディストビーチで遭遇した人にこんな行動を取られるなんて…
「いるよ!いるよ!」ヌーディストビーチで遭遇した人にこんな行動を取られるなんて…【パリで暮らす私の日常vol.32】

<「いるよ!いるよ!」ヌーディストビーチで遭遇した人にこんな行動を取られるなんて…>パリで暮らす私の日常[#32]

海外に住んでいると文化の違いに驚かされることは多々ありますが、今回は日本ではなかなか遭遇しない人のお話です。

数年前、夏のバカンスでわたしとパートナーのガブリエルは南仏に出掛けました。
そこで内陸部のかわいらしい村々を巡る際に、休憩がてら大きな湖に立ち寄ったのです。

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そこは単なる湖ではなく、砂浜がありマリンスポーツも楽しめる家族連れに人気のスポットでした。

ガブリエルによると、湖の一部はヌーディストビーチのようになっていて、裸で夏を満喫する人もいるとのこと。

もし裸の人がいたらどうしよう…と思いましたが、かなり広い湖なので遭遇することはないだろうとあまり気にしていませんでした。

わたしたちは家族連れの多い砂浜は避け、林を通り抜けて木陰の岩場を探すことに。
のんびり進むガブリエルをおいて、わたしは一人でグングン進んでいきました。

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大きな岩が見えたので、「ここが良さそう!」と思い木陰から顔を出したときです。

なんと全裸の男性が目に飛び込んできたのです!しかも堂々と仁王立ちの姿!こんなに広い湖でまさか本物のヌーディストに遭遇してしまうとは…。

驚いたのと「見てはいけないものを見てしまった」という気持ちで声も出なかった私が、ガブリエルの元まで駆け足で戻って「裸の男の人がいる!」と報告していると、木の向こうから男性が「ぼくはもう行くから、よかったらここどうぞ。」と声をかけてきました。

illustration by やはもん
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まさか向こうから話しかけてくるとは思わず、その落ち着いた態度にさらにびっくり…!

裸を見られて動揺している様子もありませんでしたが、ヌーディストなんだからそりゃあそうか…と思い無し、わたしこそ驚いて逃げ出してしまってちょっと失礼だったのかな?もと思いました。

しかも、なんだかヌーディストのエリアを荒らした上に、場所を譲ってもらったみたいで申し訳ない気持ちに…。

初めてヌーディストに出会いましたが、紳士的で堂々とした振る舞い(?)になんとなく好感を持てたのでした。

次回は、パリでイライラの頂点に達した引っ越しの内見についてご紹介します!

第1話から見たい方はコチラから

今回の記事で気になるヌーディストビーチですが、砂浜で履く【ビーチサンダルは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!