日本語ではよく働く事をアリやミツバチなどの昆虫で表現する事が多いですが、英語で【働き者】の表現に使われる動物は「ペンギン・シロクマ・ビーバー」のどれ?
「働き者」の英語表現に使われる動物は【ビーバー】
日本人にとってはあまり馴染みのある動物とは言えないビーバーですが、北米やヨーロッパなどを中心に生息する動物で、自分の巣作りの為に川をせき止めてダムを造る事で知られています。
そんなビーバーの働きっぷりが元になり、英語で[work like a beaver]は「せっせと働く」という慣用句になり「働き者」の事を表現します。
「彼は必死に働いていた。」なんて英語で言いたければ[He used to work like a beaver.]と言える訳ですね。
言葉で聞くだけではにわかに信じがたいですが、ビーバーは川のそばにある木をかじって切り倒したり、泥や枝葉などを組み合わせる事で川をせき止めてダムを作る名人で、下記の動画の中では150ヤード(約140メートル)の幅をせき止めるダムを作っている事が紹介されています。
動画の中では、ダムが壊れた事に気付くとすぐ修理しにくる様子や、木をかじり倒す光景など、ビーバーの興味深い生態が映っているので、BBCが制作した全編英語の動画ですが、英語の勉強がてら見てみると面白いですよ。
他にも、働き者をイメージする言葉として、日本語でも「馬車馬のように働く」なんて言い方があるように、英語でも[work like a horse]で「一生懸命がむしゃらに働く」という意味になります。
ちなみに、煮たようなニュアンスで[work like a bee]や[work like a dog]という表現もあり、ビーバー馬・ハチ・犬などが英語での働き者のイメージがある事がわかって面白いですね。
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