今回は、第6代ドイツ連邦共和国大統領、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーの格言をご紹介
“We are mere human beings, and human beings will always remain in danger.” -Richard von Weizsäker
人間は不完全なもので、誰もが大罪を犯す危険がある。
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー(1920-2015)
【本日の格言解説】
(直訳)我々は所詮ただの人間で、誰もがいつでも危険な状況下にいる。
ドイツ連邦共和国第6代大統領リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーが、第2次世界大戦での敗戦40周年にあたり1985年5月に行った演説の中の、キリスト教の「罪責告白」の精神に基づく言葉。
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聖書の逸話になぞらえ、40年を一つの世代が完全に交代する大きな節目と考えたヴァイツゼッカー氏。
一国家の元首が、過去の戦争での自国の過ちを具体的にあげて反省の意を示し、世界中で大きな反響を呼びました。
「間違いを素直に認め、反省する謙虚さ」を持ったリーダー、特に国家のトップレベルではあまりないこと。
世界各国のリーダーにも、その謙虚さが必要なのかもしれません。