悲しい事があった時や、残念な気持ちを表現するために使われる泣き声やその様子を表現する言葉で、2020年の新語大賞に選ばれた【ぴえん】は英語で何て言う?
「ぴえん」は英語で【sniff】
「ぴえん」という表現は「今年の新語2020」の大賞に選ばれたように、日本語でも新しく使われ始めた言葉であり、英語で完全に同じ意味とニュアンスで使われる言葉はありません。(リンクは三省堂の今年の新語2020の公式ページ)
日本独自の流行り言葉は英語にするのがなかなか難しいですが、「ぴえん」はどういうニュアンスで使われているのかと考えると、絶望するほどの悲しみといった訳ではなく、軽くシクシクと泣いているような状態ですよね。
そのような軽い悲しみの表現を考えると、「くすん(ぐすん)」と鼻をすする感じを表現する英語としては[sniff]が使えるでしょう。
[sniff]は「匂いを嗅ぐ・鼻をすする」という意味があるので、よく擬音の「ぐすん」や「くんくん」などの表現としても使われる単語です。
他にも「めそめそ・しくしく泣く」様子としては[sob]や[weep]という表現もあるので、そのような単語を使ってみてもいいですね。
ただし、日本発祥で独自のニュアンスで使われる新しい言葉を外国語でそのまま理解して貰うのはなかなか難しいので、「かわいい」が[kawaii]として世界に広まっているように、「ぴえん」も[pien]としてニュアンスごと海外に広まると面白いですね。
ちなみに「ぴえん」を表現する時に使われるウルウルした目の困り顔の絵文字は英語で[pleading face](直訳で訴えかける顔)と言うんですよ。
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