犯罪に関わる事件や事故などの原因や背景を調べる為、警察や検察が関係者に対して行う任意の聴取である【事情聴取】は英語で何て言う?
「事情聴取」は英語で【questioning】
ちょっと意外かもしれませんが、警察や検察などの捜査機関が、参考人にする「事情聴取」は英語で[questioning]で表現します。
日本語で「クエスチョン:question」と言うと、軽いクイズのような印象がありますが、英語ではもう少し重い意味でも使われるんですね。
例文として「前首相が東京地検から事情聴取を受けた。」を英語で表現すると[Former Prime Minister was questioned by Tokyo prosecutors.]などと表現出来ます。
厳密に言うと「東京地検」は「東京地方検察庁」の略で、英語でも[Tokyo District Public Prosecutors Office]を省略して[Tokyo prosecutors]としている訳ですね。
実は日本語の「事情聴取」という言葉は法律上の正式な表現ではなく、条文では「取り調べ」という表現が使われています。
ちょっと難しいですが、日本語での「事情聴取」と「取り調べ」の違いとして、「事情聴取」は任意での聴取の事だけを言いますが、「取り調べ」は逮捕拘留されている被疑者に対して強制的に行われる聴取も含んだ表現となるという違いがあるんですよ。
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