今回は、劇作家、ジョージ・バーナード・ショーの格言をご紹介
“The liar’s punishment is not in the least that he is not believed, but that he cannot believe anyone else.” –George Bernard Shaw
嘘つきの受ける罰は少なくとも、人が信じてくれないということではなく、むしろ他の誰をも信じられなくなる、ということである。
ジョージ・バーナード・ショー(1856-1950)
【本日の格言解説】
punishment: 罰
in the least:「少しも~でない」という意味のイディオム(ここでは、that以下にかかっています)
ジョージ・バーナード・ショーの名前を聞いたことはあるでしょうか?
彼はアイルランド出身ですが、イギリスの劇作家として有名で、シェイクスピアに次いで多く上演される劇作家と言われています。
オードリー・ヘップバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」の原作である『ピグマリオン』を書いたのが彼です。
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彼の書く劇は、特にその台詞が素晴らしいと言われているようです。
皮肉屋で辛口と言われていた彼の性格によるものなのかもしれないですね。
そんな彼による今回の名言にドキっとした方はいませんか?
普段、人に嘘をついていると、もちろん他人からは信用されなくなりますが、それ以上に「自分はいつも嘘をついている。ならば同じように相手も嘘をついているのでは?」と思い始め、人を信じることができなくなる、なんてことになってしまうかもしれません。
信じられる人がいなくて、常に人を疑うのはとても疲れますよね。
なので、嘘をつくのは程ほどに!