髪の毛を刈り上げる時に使う【バリカン】は英語で通じる?通じない和製英語?

「バリカン」は英語で【通じない】
髪の毛を刈り上げたり坊主にする時に便利な「バリカン」は英語では通じない和製英語です。
髪を剃り上げる器械のバリカンは英語で[hair clippers]などと表現しますよ。
ここで使われている[clippers]は元々「ハサミ」という意味で、挟んで切るものなどに使われます。
例えば「爪切り」[nail clippers]、「枝切りバサミ」[hedge clippers]などがあげられますが、バリカンって挟むものだっけ…?とちょっと疑問に思った方も多いかもしれませんね。
今でこそ電動バリカンが当たり前ですが、元々のバリカンはハサミのような持ち手があり、その持ち手を閉じたり開いたりする事で先端の2枚の刃が動いて(はさんで)髪を切る機械だったんです。
ちなみに、日本語のバリカンの由来は、フランスでバリカンを作っていた会社「バリカン・エ・マール製作所」という会社名が、そのままバリカンを意味する言葉として広まったという説が有力なんだとか。
ですので、フランス語でもバリカンの事はバリカンとは言わず、「トンズーズ(tondeuse)」と表現するそうです。
例文として、「自分でバリカンで坊主頭にしました。」は英語で[I gave myself a buzz cut with hair clippers.]などと表現出来ますよ。
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