今回は、イングランド共和国初代護国卿、オリバー・クロムウェルの格言をご紹介
“He who stops being better stops being good.” –Oliver Cromwell
より良くなることをやめた者は、良い状態をも保てなくなる。
オリバー・クロムウェル(1599-1658)
【本日の格言解説】
現在の英国では、王室を中心とした立憲君主制ですが、昔、ある一時期に共和制になったことがあります。
オリバー・クロムウェル主導の元に行われた清教徒(ピューリタン)革命によるものでした。
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彼は、当時国王であったチャールズ1世を処刑し、護国卿として政権の座につきます。
しかし、反対勢力も力をつけ始め、議会を解散することになったクロムウェルはマラリアにかかり、59歳でこの世を去りました。
彼の死後、チャールズ2世によって王政復古がなされ、父親のチャールズ1世を殺された恨みで、クロムウェルの死体は棺より掘り出され、その死体は斬首され、25年もの間市中でその首をさらされたと言います。
そんな彼の名言は、向上しようとしない者は、今のレベルすら保てずに堕落していく、常により良くなる努力をせよ、というモチベーションをあげてくれる言葉ですね。
現状維持ができるのはとても良いことですが、周りの時間はどんどん進んで変化していきます。
10年後、20年後を想像したとき、周りは?自分はどうなっていたいですか?
良い未来を想像すれば、今どうすればいいのかが、なんとなく分かってくるモノです。
今は行動を起こすのが難しくても、定期的に未来を想像してみてください。
より良くなりたい、という気持ちは、エネルギーになりますよ。
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