今回は、文学者、ラ・ロシュフコーの格言をご紹介
“Hope and fear are inseparable. There is no hope without fear, or any fear without hope.” –La Rochefoucauld
希望と恐れは切り離せない。希望のない恐れもなければ、恐れのない希望もない。
ラ・ロシュフコー(1613-1680)
【本日の格言解説】
今週は「希望」についての名言をご紹介します。
ラ・ロシュフコーとは、17世紀に生きたフランスの貴族でありモラリスト文学者です。
モラリストというのは、16~18世紀に多く見られた、人間観察・洞察をし、人間とはどういうものかというのを分析し、綴っていた人たちのことです。
ロシュフコーの著書には、「箴言集(しんげんしゅう)」という、戒めの言葉や教訓を含んだ短い言葉、格言などを書いたものがあります。
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貴族というと、優雅な生活ばかり思い浮かべますが、この頃は貴族と王政とが対立していて、彼も多くの戦いに参加していて、その頃の経験も反映されているといいます。
さて、そんな彼の「箴言」ですが、希望と恐れは表裏一体といっています。
恐れるという心があるからこそ、人は希望を見出しそれに向っていくのではないでしょうか。
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