野菜などをすり下ろす調理器具【おろし金(おろし器)】は英語で何て言う?

「おろし金(おろし器)」は英語で【grater】
大根や生姜などを細かくすりおろす調理器具「おろし金(おろし器)」は英語で[grater]などと表現します。
ここで使われている[grater]は「(食材などを)おろす」という意味の[grate]という動詞に「~するもの」という名詞を作る[-er]を付ける事で「おろすもの=おろし金(おろし器)」となる訳ですね。
日本では、おろし器と言えば、大根おろしやすりおろし生姜などに使う事が一般的ですが、欧米ではチーズの塊を細かく削ったり、オレンジやレモンなどのフルーツの皮をすりおろす時に使われることが多いんです。
また、「おろし金・おろし器」の英語として[zester]という単語も使われますが、厳密に言うと[grater]はチーズなどを削る大きな穴のおろし器を指し、[zester]はレモンなどの皮の表面だけを薄く細かく削り取る繊細なおろし金を指します。
日本でも非常に細長い長方形のおろし器が売られており「レモンゼスター:lemon zester」や「ハンドゼスター:hand zester」なんて名前がそのまま使われていますよね。
例文として、「チーズおろし器を探しているのですが。」は英語で[I’m looking for a cheese grater.]などと言えばオッケーです。
ちなみに、日本では板状のおろし金が一般的ですが、欧米では箱型の4面にそれぞれ大きさの違う穴が開いているおろし金が一般的ですよ。
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