<イギリスで許せなかった最高にマズイ料理>オドロキの英国生活[#3]
イギリスに留学したと言うと、必ずといって聞かれるのが「食事はまずいの?」です。
イギリスと言えば「マズイ料理」、まずい料理と言えば「イギリス」というくらいよく聞く話ですが、結論から言うと、「そうでもない」ですね。
面白くない答えだと思いますが、私がイギリスで1年暮らして思ったのは、「日本から遠く離れた食文化がまったく異なる地で食べるものは、多少合わないのは当然」ではないかということです。
確かに、私が留学中に学食で一番食べたのはバナナでしたが、まずくて食べられなかったと思うものや、もう食べないでおこうと思ったものはあまりありませんでした。
とは言え、完全に口に合わないものも存在しましたね。
例えばレストランでテイクアウトした、カレーがあまりにも酷い味で残したことがあります。
カレーをこんなにマズくするってある意味才能では…と思ったものです。
また、イギリスでも好き嫌いが分かれると言われる伝説の「マーマイト」も私は口に合いませんでした。
マーマイトとは、パンなどに付けて食べる真っ黒な発酵食品で、日本食で言えば納豆的な立ち位置になりますが、独特の匂いと強い塩味がついているペーストです。
反面、イングリッシュ・ブレックファストと呼ばれる朝ごはんは私は今でも食べたいと思うくらい好きです。
目玉焼きにソーセージ、煮詰めた豆などがトーストとセットになったご飯ですね。
確かに、目玉焼きは油の中に浸っていることもありましたし、ブラックプティングと言われる豚の血を使った真っ黒いソーセージのような物があることもありましたが、それでも私は好きでした。
めちゃくちゃイギリスをフォローしているように聞こえてしまうかもしれませんが、つまりはどこの世界でもおいしいものもまずいものも両方あるということです。
外国人にだって、お味噌汁を口に含んだ瞬間トイレへダッシュしたりする人もいるのですから…
最初から味を決めつけないで、新しい味や自分のお気に入りの食べ物を見つけるのも、旅の醍醐味ですよ。
今回の記事で気になる食べ物の違いですが、【まずい】は英語で何て言う?も記事でチェックしよう!