<こんなの子供に見せられない!→日本人にはどうしても許せないキルギス文化>キルギス子育て奮闘記[#42]
みなさんこんにちは!
今回はいわゆる子育てネタではないですが、キルギスで子どもをもって、心底悲しくなった話をしたいと思います。
日本では子どものころからごみをその辺に捨ててはいけないと習いませんか?
捨てようものならこっぴどく叱られる、なんてことはなかったでしょうか。
ごみはごみ箱に、なければ持ち帰るのが日本での一般常識だと私は思います。
しかし、ここキルギスではポイ捨てはそれこそ日常よく見る光景です。
私も自然あふれる山道で子どもたちが、アイスをほおばり、その袋を高々と放り投げる様子を目撃しました。
ポイ捨てをする若者は「町の清掃をする人がいるから問題ない」と悪びれる様子もなく言い放ちます。
私が最も衝撃を受けたのは、公園でベビーカーを押す若いお母さんが、チョコレートバーの封を開け赤ちゃんに手渡し、そのパッケージを後ろにホイと投げたことです。
もちろんそこにごみ箱はありません。
あまりにも自然な動きに、目を疑いました。
「赤ちゃんにチョコバーあげるの?!」という突っ込みが薄れるほど、このポイ捨てのショック度は大きかったです。
お母さんがこれならば、子どもがごみをごみ箱に捨てるはずがありません。このお母さんの親も同じようにしてきたのでしょうか?
子育ては連鎖だと思います。
親の姿を見て、反面教師になって、もちろんよい連鎖は続いてほしいですが、こうした行為はどこかで変わってほしいと思いました。
それとも、私が常識と思っていることが、この国では違うだけなのでしょうか。
誰かが何気なく道端に捨てたごみを拾ってごみ箱に入れた我が子を見て、安堵した覚えがあります。
そして、犬の散歩にて糞を回収していた私に向かって「集めてるの?」といったキルギス人に苦笑したことも思い出しました。
次回は、見るだけでゾっとするシラミの驚きの対策方法をご紹介します!
今回の記事で気になるゴミの処理の仕方ですが、【ポイ捨ては英語で何て言う?】も記事でチェック!