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司令官の奥様のイベント準備中にゾっとする…→もしかしてこれヤバいやつじゃ…【米軍基地で働いてみた(32)】

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司令官の奥様のイベント準備中にゾっとする…→もしかしてこれヤバいやつじゃ…
司令官の奥様のイベント準備中にゾっとする…→もしかしてこれヤバいやつじゃ…【米軍基地で働いてみたvol.32】

<司令官の奥様のイベント準備中にゾっとする…→もしかしてこれヤバいやつじゃ…>米軍基地で働いてみた[#32]

今回は、私が勤務していたアメリカ軍基地でのちょっと不思議なお話です。

いつも通り出勤すると、兵士たちの宿舎にサイレンを付けた救急車が停まっており、兵士が集まってザワザワしてます。
「誰か怪我でもしたのかしら…?」と思いながらも、急いでオフィスへ向かいます。

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と言うのも、今日は普段は夜しか営業していない上級士官用のクラブで、司令官の奥様主催の地域交流を兼ねた昼食会が開催されるのです。

通常とは違うお仕事に少し緊張気味な私ですが、お客様リストと照らし合わせテーブルセッティングや椅子の配置を確認し、奥様手作りのフラワーアレンジを置いて、下の階のキッチンスタッフと手順を確認します。

カウンター奥で電話していると「Excuse Me」と声がしました。
「もう誰か来ちゃったの?」と慌てて電話を切り、表に回ると誰もおらず、部屋を見渡しても誰もいません。

再び奥に戻ると足音がして「Hello, Is there anyone here?」と呼ぶ声がハッキリ聞こえました
「Yes?」と、すぐに表に回ったのに、またしても誰もいません。

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念のため階段下まで降りる途中に「ハッ!」と、したのです。
実は時間前に間違えて兵士が入らないよう、建物のドアを施錠してシャッターを下ろしたままだったので誰も入れないはずですし、入り口は階段下です。

誰もいないはずの部屋で声が聞こえるなんて「こんな真昼間に幽霊…?」と、急に心細くなった私は、時間まで誰かと一緒にいようと、戸締りして、鍵もシャッターも閉めて階下のキッチンに向かいました。

キッチンに入るとスタッフが「あれ?上に誰かいる?」と聞くのですが、私が降りてきたばかりで上にはもう誰もいません…。

illustration by ちくわぶ
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しかし、確かに誰かが歩き回るような音が聞こえるのです…。

「お願い!一緒に来てよ~!」と、キッチンスタッフに頼み込み、私たちは恐る恐る昼食会の会場へ向かったのですが、そこで見た恐るべき光景とまさかの展開は次回に続きます…!

第1話から見たい方はコチラから

今回の記事で気になる昼食会の準備ですが、閉めていたはずの【シャッターは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!