次々と会員を増やす仕組【ネズミ講】は英語で何て言う?
「ネズミ講」は英語で【pyramid scheme】
会員が、自分の下につく子会員を募集し、その子会員が更に下につく孫会員を募集して会員を増やしていく「ネズミ講」は英語で[pyramid scheme]などと表現します。
ここで使われている[pyramid]はエジプトにある「ピラミッド」の事ですが、そこから「ピラミッド形のもの・ピラミッド型の組織」という意味でも使われています。
そこに「計画・組織・たくらみ」などの意味を持つ[scheme]を付ける事で、英語では「ピラミッド型組織の計画」というニュアンスでネズミ講を表現する訳ですね。
例文として、「隣に座っていた人が、ネズミ講の勧誘をしていたんだよ。」は英語で[The person sitting next to me was recruiting people to join a pyramid scheme.]などと言えばオッケーです。
他にも、「ネズミ講」の英語として、[multi-level marketing(MLM)]と言う表現を使う場合もあります。
この「MLM」はニュアンス的には「マルチ商法」というニュアンスで使われる事が多く、例えば「友達の一人が、ネズミ講(マルチ商法)に引っかかった。」は英語で[One of my friends got trapped in MLM.]なんて言えるので覚えておきましょう。
ちなみに「ネズミ講」の英語として[Ponzi scheme]という表現を使う場合もありますが、「ポンジスキーム」とは資産運用をしているなどとして他人から集めたお金を再分配し、あたかも運用が成功しているように見せかけて、自転車操業的な資金集めをする事を意味するので、厳密にはネズミ講とは違うんですよ。
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