<終わったと思ったパリの傷害事件…→パートナーが警察に呼び出された!?>パリで暮らす私の日常[#30]
(前回の続き)夜遅くにパートナーのガブリエルが帰宅すると、マンションのエントランスにはボクサーのように顔がボコボコになった女性とそれを放置する男性が。
女性に助けを求められガブリエルが男性にバレないように自宅で通報すると、すぐに警察がやってきたため、「もう大丈夫だろう。」と思い、私達は眠りについたのです。
翌朝エントランスを通るといつも通りで、昨夜の出来事は解決したのだと思っていたのですが、夕食の準備をしているとガブリエルから、「警察に呼ばれたから、仕事のあと警察署に行ってくる。」とメッセージが!
詳しいことは書いてありませんでしたが、昨日の件で呼ばれたに違いありません。
わざわざ警察に呼ばれるなんてあの2人はどうなったのか、不安に思いながらガブリエルの帰宅を待つ事に。
そしてすっかり暗くなったころ、やっと彼が帰宅したので話を聞くと、警察に呼ばれたのは、やはり昨夜の事件について話を聞くための事情聴取でした。
そして警察署で事件の真相を少しだけ知ることができたのです。
事件が起きた昨夜、警察はエントランスにいた女性を保護し、同時に数名の男性を拘束したんだとか。
もちろん警察は詳細は教えてくれませんでしたが、マンションに住むロシア人女性が売春斡旋をしていて、そこでトラブルがあり昨日の事件に繋がった…というのがザックリした真相のようです。
そんなすぐ近くで、しかもごく普通のマンションの一室で売春が行われているなんて…と衝撃でした。
ガブリエルは警察の話から、顔がボコボコになった女性は売春させられていた女性で、男性はその客か売春を斡旋していた側の人物ではないか…と推測した様子。
ちなみに彼は警察署でその女性を見かけたらしく、顔の腫れも多少引いて落ち着いた様子だったそう。 事件は解決したように見えたのですが、血の気が引いたまさかの事件の結末は次回で完結します!
今回の記事で気になる警察の取り調べですが、【事情聴取は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!